【報告】最終授業~フェアフードから始まる美味しいの共有~

2025年度のまちがくも、いよいよ最終授業。
2月21日(土)コープ西宮南2階のしましまひがしまちにて
「フェアフードから始まる美味しいの共有」が開かれました。
ゲストは同コープ3階で
《CAKE&DELI Mutter》を開かれている武市圭さんです。

HPはこちら
「フェアフード」
とは聞きなれない言葉ですが、それもそのはず。
武市さんが提唱されている言葉で
「食べたいものを選べない世界をなくす」
という想いがこめられているそうです。

お子さんの食物アレルギーがきっかけで
お米も食べられない時期を経験し、神戸にcafeを開かれた武市さん
卵・乳・小麦や特定アレルゲン28品目を使っていないスイーツを
コンタミネーション(異物混入)に配慮した専用のキッチンで作り
2021年にできた西宮のお店には特注の冷凍ショーケースがあり、

(写真はHPより)(ケーキやアイスなどのほか、ピザも)
食物アレルギーがあるお子さんにも「このショーケースのはしからはしまで、何を選んでもいいよ!」といえるのが嬉しいと仰います。
「mutter」は「お母さん」の意味
子どものころから「いつかカフェをひらきたい」と思っておられたそうで
ひらくなら名前は「Mutter」に、と決めたのは20歳のとき。
カフェのチェーン店で経営を学び
店長として関西一の売り上げを出したこともあったそうで
起業家になるべくしてなられた方だなぁと感じました。
シネマでの販売や冷凍自動販売機など
豊富なアイデアと行動力で想いをひろげておられます。

トークセッションのあとは
今回のもう1つの楽しみである試食タイム♪


クッキーのサクサク感にクリームのなめらかなコク♡
とてもおいしくて、卵・乳・小麦・ナッツを使わずにこんなにおいしいものができるなんて驚きです。
レシピはすべて武市さんの考案で、原料のひとつであるソルガムはアフリカ原産の穀物で「たかきび」とも呼ばれ、きびだんごの原料ともいわれている、栄養価も高いスーパーフード。
そのソルガムを、神戸郊外の耕作放棄地を借り、
栽培を試みている、と仰るからまたまた驚きです。
インスタには動画も
そんな武市さんの願いは「フェアフード」が広がること。


授業の後半では、そのために「どうしたら一般の人が手に取ってくれるだろう」とグループで考えました。



考えれば考えるほど、武市さんがいかに考え尽くしておられるかを実感しましたが、それでも、学生さんからはアイデアが次々に出てきます。学生のみなさんの、自分なりの視点で課題解決を考え言葉にする力に、とても刺激を受けました。
この授業を企画してくださった関西学院大学の村田さんは、大学で TABLE FOR TWOの活動もされてるそうです。

「誰もが食べるものを選べる世界に」という「誰もが」にだれを思い浮かべるのか…
こうして多様な方と学び交流しながら、
一人ひとりが少しずつアップデートしていける
そんな「まちがく」の魅力を感じた最終授業でした。
【レポート:いっちー】