講座レポート

【ひとの授業】弾正原佐和さんの巻

1月12日(月)、新年最初の授業が
白鹿記念酒蔵博物館「酒ミュージアム」(以下「酒ミュージアム」)でありました。

ゲストは同館館長の弾正原佐和(だんじょうばら さわ)さんです。

「濁音だらけの名字で…清酒に濁りは禁物なんですが」と
まずは珍しいお名前の紹介から。

続いて、コーディネーター村松さんとの対談形式で
酒ミュージアムや学芸員のお仕事についてお話をお聞きしました。

酒ミュージアムについては

・会社や商品の宣伝のためではなく、
 「日本酒の歴史と文化を後世に正しく伝えたい」
 という思いで建てられたこと

・桜にまつわる笹部新太郎さんの資料の寄託を西宮市からうけ
 日本でただひとつの「酒と桜の博物館」であること

のご紹介がありました。

辰馬本家酒造と西宮との関係についても

・360年以上、西宮を離れることなく酒造りを続けてきた
・上水道敷設の費用や、旧図書館の建物を寄付
・まちの景観を守るという同じ想い

など、ゆかりの深いことを改めて知ることができました。

学生時代のご専門は染色工芸でしたが、縁あって入社

2年目に阪神淡路大震災
21年に館長になったときにコロナで閉館要請

などを経ながら、ミッションに取り組んでこられました。

弾正原さんの言葉で印象的だったのは

「じっくりお話を聴く」「なんでもします」
「人とのつながりに重きをおいています」

この日も折々に細やかな心遣いをしてくださり、
出会いを大切にしながら、何事にも真摯に丁寧に向き合ってこられたことがご活躍の秘訣だなぁと感じました。

これからの夢は
「『知ること』の楽しさを伝えること。
西宮の魅力を生み出し、それが地元の人にとっての魅力になれば」と。

 HPには楽しいエピソードがいっぱい
 「江戸時代の滑稽本から学ぶ『こんな酒癖はいやだ』」など

グループワークでの感想シェアも盛り上がり


質疑応答では、小学3年生のお子さんが「阪神淡路大震災をどうやって乗り越えたのですか?」と質問してくださって、「そうそう、そこが聞きたかった!」と一同感心&感謝!
当時のご苦労を知ることができました。

後半は、酒ミュージアムで、初の試みであるフィールドワークを実施。

2つのお題をいただき、グループで館内を巡ったのが
宝探しのようでとても楽しかったです♪

1.なぜ西宮は日本屈指の日本酒の生産地になれたのでしょうか?

2.大阪出身で神戸にも住まれていた笹部さんが、最終的に
 ご自身の全資料を西宮に寄贈されたのはなぜでしょうか?

機会があれば、皆さんも酒ミュージアムで答えを探してみてくださいね(^^♪

【レポート:いっちー】

\ この記事をシェアする /