【報告】集まれ!Good おせっかいの輪

9月17日の授業は、ららぽーと甲子園にある西宮市情報発信スペース《クリエートにしのみや》がキャンパス。
今回は、まちがくが初めてという方が3人もご参加くださいました♪
コミュニティナースでもあるまちがくコーディネーター吉野舞依子さんが講師となり「Goodおせっかい」について考えます。
「Goodおせっかい」とは
「相手の本当の願いに沿った行動や、その結果として周りにも元気や幸せが広がるような、相手の力を引き出し、生きることそのものを進化させるポジティブなおせっかいのこと
おせっかいといえば
「やってほしいこと」と「やってあげたいこと」
…そこが一致するかどうかが難しいところ。
そこで、グループごとに
「こんなおせっかいをしてほしい」をリストアップしていきました。
・宅配を受け取って
・話をきいて
・暑いときに扇風機向けて
・声が聞こえにくいときに大きい声で通訳して
・病気のときに病院に連れていって
・高齢家族の見守り
・子どもと遊んで
・グループワークまとめて
・写真をさりげなく撮って送って
世代や状況によって、してほしいことは随分ちがうものですねー。
次に、グループの「してほしい」リストを、別グループと交換して
「こんなGoodおせっかいできるよ!」を考えます。
・みんなで話ができる場をつくる
・目の前の人の話をじっくり聞く
・ハンディファンで風シェア&日傘で影シェア
・筆談&スマホで入力して見せる
・口を大きめに話すことをグランドルールにする
・ピンポンを押して「大丈夫?」と声かけ
・絵本を読んであげる
・タブレットで撮影してLINEで送る
みなさんで話し合いながら、そんな具体例を考えることで
「おせっかい脳」が鍛えられるような感覚でした。
そして、おせっかいの生まれる環境として有償性や関係性の話にも発展し
呼応するように「『まちのよろず屋』というしくみをきっかけに近所で助け合っている」という話や「親しくない人にも『大丈夫ですか』と声をかける勇気が大切」という言葉がでました。
「困りごとを自然に見つけられる人がふえるといい“まち”になるのでは」(田村校長)
「Goodおせっかいが、身近な人からちょっとずつ広がっていけばいいですね」(講師の吉野さん)
今日の授業が「Goodおせっかい」が地域に広がる1つのきっかけになるといいですね。
【レポート:いっちー】