講座レポート

【報告】「ひとの授業~岡本順子さんの巻」を開催しました!

西宮の地域メディア「西宮流(にしのみやスタイル)」に関わられて18年、西宮を縦横無尽に駆け回り、西宮を愛し、知り尽くした編集長の岡本順子さん。

今回は2部構成です、まず第1部は対談形式で、岡本さんのご経歴と「西宮流」の歩みを中心に存分に語っていただきました。
その「西宮流」のご紹介から始め、「西宮流」に関わる前後のお話、「西宮流」が大事にしてきたこと、そして最も印象に残っているお仕事のこと。

なかでもとりわけ、映画「阪急電車」の撮影における市内のロケ地選定などのお手伝いをされたこと、アニメ「涼宮ハルヒシリーズ」に絡んで、聖地巡礼の動きを呼び込んだことなど、ここは当時のスライドも使って、詳細にお話いただきました。映画公開が14年前ですが、参加された皆さんもよくご覧になっていて、こうしたウラ話を懐かしく興味深く聞いておられました。

「西宮流」の18年間を振り返って、その貢献・功績を問われて岡本さんは、マスメディアも西宮の話題になると、「西宮流」を起点に、取材対象者にアプローチされたり、何ならその人への繋ぎを要請されたりと、マスメディアからも一目置かれる存在になったことかな!と仰っていました。

この後、岡本さんの話を聴いて、感じたことなどをグループ毎に対話した上で、いよいよ第2部は、「推しニシ」大会へと突入しました。
そもそも「推しニシ」とは、あなたが考える「推したい西宮」は何か?というもの。
第1部でこれだけ岡本さんから熱い西宮愛溢れたお話を伺った後なので、用意した「推しニシシート」50枚があっという間に、無くなって、皆さんのグループの話がなかなか止まらない、止まらない⁉



(写真上;熱心に「推しニシ・シート」を書かれている皆さん)
(写真下;書いたシートを前に立ち上がって話している皆さんと岡本さん)

各グループから代表の「推しニシ」が発表され、最後に岡本さんからご自分なりの「ベスト3」を発表いただき、全体共有がなされました。その結果は・・・

➀阪神電車・武庫川線(阪急今津線が映画になったように、ここを舞台にした映画を作ってみたいから)➁(挙げた方のお住まいの町名)●●町(自分の住んでいるところが一番というこの発想が素敵!)③阪神香櫨園駅(この難しい漢字がきちんと書けて、ご自分の大学のある最寄り駅という身近さも素晴らしい!)

最後に岡本さんから、こうして出た「推しニシ」の数々をこの市制100周年を機に、若い世代の人たちが
どう考え、どう魅力的に再構成するか?西宮にとって、次の100年に向けた取組みがこれから必要になってくるという大きな視点での提言で締めくくられました。

事後のアンケートで参加者からは「1部2部ともに楽しく、合わせて一回では時間が足りないくらい楽しかったです」「宮っ子の私でも知らないことばかりで、とても勉強になりました」など、熱い感想が多数寄せられました。

※ちなみに、ここで出ました代表的な「推しニシ」情報をGoogleMAPに落とし込みましたので、ご興味ある方はご覧ください!

Googleマップ

◆「ひとの授業」企画スタッフ・・・村松 賢一

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