【報告】第2回 まちがく全校集会開催
11月28日(木)
今年度第2回目となる『まちがく全校集会』を、鳴尾老人福祉センターにて開催しました。
受講者・企画メンバー・協働スポンサーさんなど、総勢40名が集まり、交流の機会をもちました。
今回は、ミニ講座として2つの企画が催されました。
1つは、校長である田村が前日まで福島県へ学生と一緒に「スタディーツアー」に行っていたことから、
『福島の今を知るスタディーツアー ミニ報告会』を実施しました。
2つ目は、授業企画コーディネーターのひとりである田中くんが、大学院で研究している「暗号理論」について、
インドで論文発表するということが決定し、その前哨戦?のミニ授業を行っていただきました。
そして今回は何より、関西学院大学社会学部の大岡ゼミの学生が大勢で参加してくれたことで、会は大いに盛り上がりました。
今年度から、まちがくの協働スポンサーとして「ゼミ」が参画するというモデル実施をしており、
学生が「まちがく」の取組みに参加しながら研究すると共に、一緒に授業を企画したり、ゼミ生が自由に1年間受講できるなど、「まちがく」にとっても学生参加によって盛り上がり、多世代交流につながる1つの実践となっています。
『まちのがっこう』は、完成された講座や授業が主催者から安定的に提供され、それを受講する仕組みではなく、
何をみんなで学ぶのか?知りたいのか?を考え、創るところから「学び」が作られるのが一つの魅力です。
自分が学びたい事と他の人が学びたい事が、必ずしも一緒の訳ではなく、その中で最善の学び(環境や内容)をみんなで考える。
その過程をある意味、人によっては「もっといい方法があるのに。早くできるのに」と思う事があるでしょう。
それでも『まちがく』では、あえてその時間を大事にし、その過程から『まちがく』であると思っています。
ここから最終、3月の全校集会に向けて、終盤戦に入っていき、武庫川女子大学や関西学院大学の学生が企画する授業もどんどん出てきます。
是非、そんな学生が生み出す「学び」をも楽しんで、期待いただけたら嬉しいです。
ご参加頂きました皆さん、有難うございました~。
校長:田村