講座レポート

【報告】「ひとの授業~志水直樹さんの巻」を オンラインにて開催!

8月31日台風10号の影響を考慮して、オンライン開催としました。
世界で唯一の「GPSランナー」(地図アプリ上の走った跡で、絵や文字を描くランナー)として活躍されている志水さん、学校を卒業され、建設コンサルから小学校の教師、それを辞して、この仕事を文字通り「創職」されたご自身の経歴を伺いつつ、後半は、今回最大のプロジェクト「ペループロジェクト」、つまりナスカの地上絵のあるペルーで世界最大のアルパカを描くという壮大な挑戦の物語を話していただきました。

志水さんは今年の3月下旬から6月までかけて、4,600キロを走破する(非常に物騒な地域もあるため、車での移動も含めて)偉業を果たされる中で、命の危険にもさらされ、詐欺にも合い、一方でとにかく温かいペルーの人々の大歓迎も受けながら、珍しいものを食べ、壮大な絶景を眺め、様々な体験談をたっぷりと聞かせていただきました。


このお話の後に小グループに分かれて、感想や質問をお互いに語り合い、全体で共有、質疑応答に移りました。
非常に濃い体験談をお聴きしたので、色々なご意見・質問が飛び出し、熱のこもった場になりました。

・(質問)「こうした挑戦をする原動力は何ですか?」⇒(回答)「人との出会い、人の笑顔です!」
・(質問)「ナスカの地上絵って、きっと宇宙人が描いたものですよね?」⇒(回答)「現地調査も含めて、人が足で描いたという調査データが出ています!」
・(感想)「勝利至上主義が幅を利かす中で、この“競わないスポーツ観”がグッときました!」
などなど・・・

若い方からも真摯で率直な感想が寄せられ、志水さんからの温かいアドバイスなどもあって、自分なりの挑戦のあり方、そしてそうした若者の挑戦への支援のあり方など、それぞれのテーマを自分事として、皆さん受け止めていただいた気がしています。

本当に志水さん、ご参加の皆さん、貴重なお話と積極的な対話にご協力いただき、心より感謝申し上げます。
また次回をお楽しみにしてください!

◆「西宮・ひとの授業」企画チーム;村松賢一

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