講座レポート
【報告】プロの劇作家と俳優と一緒につくる、西宮オリジナル「リーディング劇」~2日目~
丸二日間にわたって開催されました、演劇ワークショップが終了しました。
この講座は、西宮市文化振興財団の「プロ学」と「まちがく」とのコラボ講座として、
6月23日に勤労青少年会館で開催された第1回講座『プロの劇作家から学ぶ、演劇の描き方』からの発展授業として開催。
西宮の昔の写真を題材にした物語(戯曲)を参加者が描き、その中から選ばれた6つの作品が実際に今回「リーディング劇」として演じられました。
上ヶ原中学校、甲風高校の演劇部の学生と、まちがく受講者が一緒になって作品づくり。
西宮の昔の写真から物語を想像し、オリジナルの戯曲(シナリオ)を描く。
その物語に役を付け、作者・登場人物の気持ちを想像し、声で演じる。
そこに楽器を使いながら、より情景が浮かぶように「音」を付けて作品を作っていきました。
同じ写真を題材にしても、物語は違い、
配役が変わるだけで、登場人物の姿も変わってくる。
当たり前のことなんだと思いますが、正に、「作品はその場で生み出され、生きている」。そう感じ、体験できた今回の講座でした。
リーディング劇という初めての経験・体験を通して、学ぶことも沢山あった今回の講座でしたが、
2日間、異なる世代のメンバーで「一つの作品を作る」ことを通しての関わりや、気づきが、
とても大きな「学び」だったように見えました。
上演会(発表会)には、まちがくの受講生の応援もあり、驚きと感動の演劇が披露され、大成功!!
またどこかの機会で、リーディング劇、チャレンジしてみたいと思いました。
●校長:田村