【報告】卸売市場ってどんなとこ?市民に親しまれる市場を目指す、「おろいち」を知ろう!開催
7月27日(土)西宮地方卸売市場をキャンパスとして、
食チームが企画する第1回授業『卸売市場ってどんなとこ?市民に親しまれる市場を目指す「おろいち」を知ろう!』を開催しました。
卸売市場は、地域流通の拠点として、広く市民に生鮮食品等を安定的・効率的に供給するという役割があり
各地から集めた生鮮食品等を適正な価格で、できるだけ早く円滑に消費者の手元に日々届けています。
まずは「市場」の基本的な役割や機能について、講師の中島さんからレクチャー頂き、
令和5年度(昨年)リニューアルした「おろいち」が、これまでよりさらに地域とつながる「市場(場)」になりたいという想いから、
様々な取り組みを構想されていることをお聞きしました。
冒頭には実際の野菜をつかった「野菜クイズ」なども取り入れて下さり、大いに盛り上がりました。
その後は、実際に市場の中を案内していただく「見学ツアー」へ。
一番活気のある早朝の風景はもちろん見る事は出来ませんでしたが、昔から市場で活用されている「猫車」という荷物を運ぶ道具や、
新しくなった施設内、設備を見ながら、今後この場所でどんな活動やイベントができそうか?みんなでイメージを膨らませました。
会議室に戻って行ったディスカッションでは、「今後どのような活動(イベント)が開催されていたら、おろいちに来ますか?」というテーマで、
グループ内で意見交換し、短時間ではありましたがほんとにたくさんのアイディアが出ました。
企画したメンバーからの、今回の授業を終えての感想をご紹介します。
◎企画として初めての参加でほとんど生徒みたいな感じでしたが、楽しかったです!
年配の方や会社員の方、親子の方など色々な世代職種の方の意見を共有できることは自分たちのゼミテーマの1つでもある「つながりづくり」に親和性がありいい経験になりました(大学生)
◎野菜の浮き沈みゲームや在庫処理の仕方など知らないことばかりで非常に勉強になりました!特にグループディスカッションではおろいちの発展に関して意見交換をおこなうことができ、集客方法について知見が深まりました
運営に関しては、今回の授業を通して運営側の大まかなスケジュールは把握できたので、これからはより参加できればと思います!(大学生)
◎企画者として再び関わらせていただき、慣れない点もたくさんありましたが、私も一参加者として普段は入れない市場の中を見ることができたことは、新鮮でした!
その後のグループワークでもそれぞれがアイデアを持ち寄り市場の新しい使い方が生まれていくのを見ていて、みんなが集まるとそれぞれのバックグラウンドが違うのでイメージの幅も広がるんだなと感じました。
今後も食の授業を通して、西宮の食の魅力、食を通した学びの楽しさを伝えていきたいです(社会人企画サポーター)
◎自分が想像していたよりも参加者が卸売市場のことについて深く考えてくださって、企画者、講師、参加者の3方にとって密度の濃いとても良い時間になりました。
特に印象的だったのはアイスブレイクの「野菜が浮くか、沈むかゲーム」で、会場がとても盛り上がり、私ももっと野菜について知りたくなりました。
今後も、参加者が授業の受講だけにとどまらず、授業の後に何か自分で勉強してみたくなるような、そんな学びのきっかけにできるような授業づくりをしていきたいと思います(授業企画コーディネーター)
次回講座は8月7日。
「西宮のまちと洋菓子」をテーマとした授業を、おろいちキャンパスで開催します。
是非ご関心のある方は、ご参加ください♪