講座レポート

【報告】にしのみや防災フォーラム2025

1月17日は、阪神淡路大震災から30年。
この節目のタイミングで、まちがく「防災」チームと西宮市社会福祉協議会、生活協同組合コープこうべ(第二地区本部)、関西学院大学災害コミュニティーつむぎ、NPO法人a littleさんとの実行委員会を結成し、
『にしのみや防災フォーラム2025』を開催しました。

テーマは、「学びを活かす、未来へ。私たちにできること」
今回のフォーラムは、阪神淡路大震災以降、国内で起きた様々な災害の教訓を改めて思い出し、
世代の違う方たちが、一緒に「これから私たちにできること(私にできること)」を考える場にしたい!という想いから、
・いろんな世代に参加してもらえること
・インプットとアウトプットの両方できる時間をもちたいこと
・みんなで作るフォーラム
を大事にしながら、約3か月準備を進めてきました。

プログラムとしては、
松浦れい子さん(阪神淡路大震災後、コープこうべのボランティアセンターセンター長)に震災当時のお話と以降のボランティア活動について、
当時の大変さや景色が目に浮かぶようなお話を聞かせて頂きました。

特別講演のゲストは、福島県二本松市より菅野正寿さん・まゆみさんにお越し頂き、
東日本大震災(3.11)当時のお話や、地域づくりのお話を聞かせて頂きました。
「防災」フォーラムですが、菅野さんのお話には、「防災」という言葉は一度も出てこなかったのは、
おそらく、防災と地域づくりは別ではなく、きっと同じで、循環の地域づくりを住民と一緒に実践することが、災害だけでなくい「非常時」に必要なことなんだという
メッセージを伝えて下さったように思います。

後半はテーマを6つに分けて、グループでの対話(ワールドカフェ)を行いました。
当日は小学生・高校生・大学生が多く参加してくれて、どのグループも多世代での対話ができていたことが本当にいい光景でした。

みんなが主役の防災フォーラム。
この機会、この日を再スタートに、またみんなで進めていこう!と「つながり」を感じる会となりました。

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